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学習研究社出版「体育の見方、変えてみませんか」
素晴らしい本です。
ぜひ読んでみてください。

私も、現役時代は、体育主任を10年間やりましたので、「体育の見方を変える」という考え方はすごく良くわかります。オリンピックを頂点にして、選手権体育の影響を受け、教科の授業体育にも、競争的なニュアンスがとても多いのです。いわゆる「早、難、多」(そう・なん・だ)(早いことはいいことだ・難しいことができることはいいことだ・たくさんできることはいいことだ)で、私も現役時代は、こういう体育をしていたのでは、体育は「遭難だ」と言っていました。
実は、私がリズムなわとびを始めたきっかけもこの考えにありました。27歳で教員になった、昭和50年の冬、埼玉県の熊谷市で鈴木勝己さんという人が、ノンストップの縄とび新記録、確か5時間11分を作りました。その影響で、私もなわとびにのめりこみ、一番跳べた時は、三重とび51回も跳びました。当然学級活動や体育でも、なわとびを一生懸命やりました。しかし、こうした、回数を競ったり、長く跳べることを競ったり、難しい技を競ったり、たくさんの技ができることがいいことだと競ったりすることは、無理を生じました。上手な子どもたちは私についてくるのですが、太っている子や苦手な子は、私から離れていき、中には、なわとびをハサミで切ってしまう子も出ました。
そこで、いろいろ考えて、当時はやっていたピンクレディの「UFO」や「ペッパー警部」、また「YMCA」などの曲に合わせて、やさしい跳び方で4分間ぐらい跳んだり、疲れたら踊ったりする「リズムなわとび」(これは私の命名です。商標登録もしていました。)を考えたのです。リズムなわとびは、太った子や縄とびが苦手な子に歓迎されました。それが、今まで続いています。
平成21年今年の夏、埼玉県の上尾市や春日部市の体育館で講習会を行います。30年以上ですから、リズムなわとびは、息の長いスポーツになりました。

ぜひ、この本を読んで、子どもたちへの体育の指導をしてほしいなと思います。

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